はじめに
すずりと申します。ポケモンチャンピオンズをゴースト統一で楽しんでいる者です。
メガユキメノコと戦うのが楽しく、その調整の備忘録としてここに記事を書きました。気になる方は是非ご一読ください。
注意
以下常体。
以下のように略称・専門用語を定義し、使用する。
H:HP A:攻撃 B:防御 C:特攻 D:特防 S:素早さ
H特化:HPに32振り
H14振り:HPに14振り
H無振り:HPに0振り(強化していない)
最速:素早さが性格補正あり(おくびょう、ようきなど)で32振り
HB特化:防御が上がる性格で、HPと防御の両方に32振り
D1↑:特防が1段階上がっている
n%の乱数1発:n%の確率で1回の攻撃で倒せる
確定1発:1回の攻撃で必ず倒せる
個体詳細
ユキメノコ
持ち物:ユキメノコナイト
特性:のろわれボディ(メガシンカ後ゆきふらし)
技構成:
ふぶき シャドーボール こおりのつぶて みちづれ
性格:ひかえめ
ステータス実数値:H-A-B-C-D-Sで表記
(メガシンカ前)159-90-91-133-90-160
(メガシンカ後)159-90-91-199-120-170
ステータス調整:H14 B1 C21 S30

調整意図
H:実数値159
HB:いじっぱりA特化ガブリアスのがんせきふうじ+いじっぱりA特化のろいのおふだミミッキュのかげうち確定耐え
HD:おくびょうC特化サザンドラのあくのはどう確定耐え
C:ひかえめC特化メガリザードンYのソーラービーム確定耐え調整カバルドンを、ふぶきで確定1発
S:最速ガブリアス抜き
このユキメノコの役割は、「初手に出して相手を1体以上倒す」である。初手に来やすいポケモン、特にステルスロックを撒いてくるポケモンに対して広く有利を取りやすいように調整した。
素早さは、ガブリアス以外に抜きたいポケモンが環境に多くなかったため、ガブリアス抜きにとどめた。残りの割り振りを火力と耐久の兼ね合いでちょうど良さそうなところを探したところ、上記のような調整になった。
採用技
ふぶき
タイプ一致の最高打点。ゆきふらしにより必中になる。ゴースト統一視点では、初めて得た高速高火力氷打点でもある。
シャドーボール
タイプ一致の第二ウェポン。
こおりのつぶて
きあいのタスキガブリアスに確実に勝つために採用した。ミミッキュのばけのかわを剥がすことにも役立つ。
みちづれ
初手対面で勝利した後、相手の後続に対して撃つ。また、初手対面でリザードンなど相性不利な相手に当たってしまった場合にも、無理やり相討ちに持っていくために撃つ。前者の使用方法は、読まれて積みの起点になることがしばしばあるため、無闇に撃つと危険を招き得る。
採用候補の技
ちょうはつ
対面で勝利した後、起点回避用に撃つ。対ウルガモス、フラエッテ、ドドゲザンなど。現在も採用検討中であり、後述の改善案にて言及する。
オーロラベール
裏に積みエースを控えさせるパーティであれば採用する価値が大いにある。そうでなくても汎用的に強い技。筆者のパーティは対面構築+トリックルームの2軸だったために優先度が下がり、採用しなかった。
おにび
対物理型のポケモンに特化するなら。この場合、調整は根本から変える必要があるだろう。
10まんボルト
高耐久の水タイプ対策用。筆者のパーティのゴースト統一は、高耐久の水タイプが重くなりがちであるため、採用する可能性もあった。
ダメージ計算
※()内の数値は、ダメージを受けるポケモンの最大HPに対するダメージ割合を表す
攻撃時
H2振りガブリアス 確定1発(255.1~300.5%)
H32D24振りカバルドン 確定1発(100.5~118.1%)
HD特化カバルドン 6.25%の乱数1発(84.7~100.5%)
H2振りブリジュラス 18.75%の乱数1発(86.8~103.0%)
H32D2振りブリジュラス 確定2発(72.1~85.3%)
HD特化ブリジュラス 98.05%の乱数2発(49.2~58.4%)
H1D1振りキラフロル 確定2発(76.1~90.6%)
性格補正有HD特化キラフロル 97.66%の乱数2発(48.9~58.4%)
H1D1振りホルード 確定1発(157.8%~186.3%)
H2振りバサギリ 68.75%の乱数1発(93.9~110.9%)
H2振りサザンドラ 確定1発(132.5~157.4%)
H31D3振りエアームド 確定2発(77.8~91.8%)
H2振りドラパルト 確定1発(113.9~135.8%)
H32振りメガメガニウム 87.50%の乱数1発(99.5~116.6%)
H2振りマスカーニャ(悪タイプ時) 43.75%の乱数1発(90.2~106.5%)
H2振りオオニューラ 確定2発(79.0~93.6%)
H2振りドリュウズ 確定2発(77.5~92.0%)
H32振りメガガルーラ 95.31%の乱数2発(48.6~58.0%)
H32振りミミッキュ ばけのかわ込み確定1発(90.1~107.4%)
H2振りウォッシュロトム 確定2発(56.7~66.9%)
H32D2振りウォッシュロトム 31.25%の乱数2発(44.6~53.5%)
H32振りアシレーヌ 確定3発(35.8~42.2%)
H32振りマリルリ 12.89%の乱数2発(44.0~52.2%)
H31振りクエスパトラ 確定1発(111.4~132.3%)
H31振りD1↑クエスパトラ 確定2発(75.6~89.6%)
H32D2振りエンペルト 確定3発(38.2~45.5%)
HD特化エンペルト 確定4発(28.3~33.5%)
H2振りマンムー 確定2発(59.9~71.1%)
※一部のみ抜粋、ダメージ割合のみ表示
H2振りB1↑ブリジュラス 6.0~7.8%
H32振りB1↑ブリジュラス 5.1~6.6%
H2振りマスカーニャ(悪タイプ時) 13.1~15.3%
H2振りオオニューラ 15.9~19.7%
H2振りドリュウズ 13.4~16.6%
被撃時
※特に記載がなければ、天候は「ゆき」とする
性格補正有A32ガブリアスのがんせきふうじ 0.39%の乱数2発(42.8~50.3%)
同上のげきりん 確定2発(62.9~74.2%)
性格補正無C32振りブリジュラスのラスターカノン 確定2発(84.3~99.4%)
補正有C32振りブリジュラスのラスターカノン 43.75%の乱数1発(91.8~109.4%)
※以降、性格補正については「補正有」「補正無」と略して記す
補正無C32振りキラフロルのパワージェム 12.50%の乱数1発(86.8~103.1%)
補正有C32振りキラフロルのパワージェム 68.75%の乱数1発(95.6~113.2%)
補正有A32振りホルードのがんせきふうじ 98.05%の乱数2発(49.1~59.1%)
同上のじしん 確定2発(62.3~73.6%)
補正無A32振りバサギリのきれあじがんせきアックス 75.00%の乱数1発(95.6~114.5%) →補正有で確定1発
補正無C32振りサザンドラのあくのはどう 確定2発(84.3~99.4%)
補正有C32振りサザンドラのあくのはどう 43.75%の乱数1発(91.8~109.4%)
補正無A無振りエアームドのアイアンヘッド 0.39%の乱数2発(41.5~50.3%)
補正無A32振りドラパルトのゴーストダイブ 確定2発(83.0~98.1%)
同上のふいうち 0.39%の乱数2発(42.8~50.3%)
補正有A32振りドラパルトのゴーストダイブ 37.50%の乱数1発(90.6~106.9%)
同上のふいうち 62.50%の乱数2発(46.5~55.3%)
補正無C32振りドラパルトのシャドーボール 確定2発(73.0~86.8%)
補正有C32振りドラパルトのシャドーボール 確定2発(79.2~94.3%)
補正無C32振りメガメガニウムのメガソーラーウェザーボール 確定1発(115.7~137.1%)
補正無A32振りマスカーニャのはたきおとす 確定2発(56.6~67.9%)
同上のふいうち 確定2発(60.4~71.7%)
補正有A32振りマスカーニャのはたきおとす 確定2発(61.6~73.0%)
同上のふいうち 確定2発(65.4~79.2%)
補正有A32振りオオニューラのじごくづき 確定2発(56.6~66.7%)
補正有A32振りドリュウズのがんせきふうじ 5.08%の乱数2発(42.8~51.6%)
同上のアイアンヘッド 12.50%の乱数1発(86.8~103.1%)
補正無A32振りメガガルーラのじしん 確定3発(39.0~46.5%)
同上のふいうち 確定2発(54.1~65.4%)
補正有A32振りメガガルーラのじしん 0.39%の乱数2発(42.1~50.3%)
同上のふいうち 確定2発(59.1%~70.4%)
補正無A32振りミミッキュのシャドークロー 確定2発(52.8~64.2%)
同上のかげうち 乱数3発(31.4~37.7%)
補正有A32振りミミッキュのシャドークロー 確定2発(57.9~69.2%)
同上のかげうち 確定3発(34.0~41.5%)
補正無A32振りのろいのおふだミミッキュのシャドークロー 確定2発(64.2~75.5%)
同上のかげうち 確定3発(37.7%~45.3%)
補正有A32振りのろいのおふだミミッキュのシャドークロー 確定2発(69.2%~83.0%)
同上のかげうち 確定3発(41.5%~49.1%)
補正無C無振りウォッシュロトムの ハイドロポンプ 確定3発(41.5~49.1%)
同上の ボルトチェンジ 確定4発(26.4~32.1%)
同上のイカサマ 乱数3発(30.2~36.5%)
補正無C32振りウォッシュロトムのハイドロポンプ 確定2発(51.6~61.0%)
同上の10まんボルト 確定3発(42.1~49.7%)
同上のボルトチェンジ 乱数3発(32.7~39.6%)
補正有C32振りウォッシュロトムのハイドロポンプ 確定2発(56.6~66.7%)
同上の10まんボルト 51.95%の乱数2発(45.9~54.7%)
同上のボルトチェンジ 確定3発(36.5~43.4%)
補正無C32アシレーヌのムーンフォース 確定2発(50.9~60.4%)
同上のうたかたのアリア 83.98%の乱数2発(47.8~56.6)
補正有C32アシレーヌのムーンフォース 確定2発(54.7~64.8%)
同上のうたかたのアリア 確定2発(52.8~62.3%)
補正有A32振りマリルリのじゃれつく 確定2発(52.8~62.9%)
同上のアクアブレイク 99.61%の乱数2発(49.7~59.1%)
同上のアクアジェット 乱数4発(23.3~28.3%)
補正無C32振りクエスパトラのルミナコリジョン 確定3発(36.5~43.4%) (=Dダウン込みで確定2発)
補正無C無振りエンペルトのラスターカノン 確定2発(64.2~75.5%)
補正有A32振りマンムーのがんせきふうじ0.39%の乱数2発(42.8~50.3%)
同上のじしん 確定2発(52.8~62.3%)
使用感と改善案
参考までに、筆者が使用したメガユキメノコ入りゴースト統一のパーティを以下に載せておく。

ガブリアス、カバルドン、ブリジュラス、キラフロルのいずれかがいるパーティ相手には、ユキメノコを積極的に初手に出していた。戦った限りでは、初手要員に広く有利を取ることができ、「相手を1体以上持っていく」という元来の役割を概ねこなせていた。ただ、ひかえめキラフロルのパワージェムで返り討ちに遭うことが複数回あったため、もう少し耐久面で調整の余地があるかもしれない。最大の役割対象であるガブリアスについては、ユキメノコを見ても初手に出てくることが多く、安定して処理することができた。しかし、最近(4/20時点)のガブリアスはオボン持ちが増えたため、ユキメノコを見て初手に来づらくなった。そのため、環境最初期と比べて通りづらくなったように感じている。
改善案について、この型のようにこおりのつぶてを採用していれば、ガブリアスより素早さが遅くても対面処理が可能で、十分に役割を果たすことができるため、最速サザンドラ(orミミッキュ)抜きまで素早さを落とすことも一考の余地がある。そうすると、もっと耐久力の方にステータスを割り振ることができる。対ひかえめブリジュラス・キラフロル・サザンドラでの勝率を上げられるだろう。この辺りのポケモンへの対処の安定感を重視する場合、調整案は以下の通りになる。
ステータス実数値:
(メガシンカ前)159-90-90-125-102-156
(メガシンカ後)159-90-90-191-132-166
ステータス調整
H:14 C:14 D:12 S:26
調整意図
HD:補正有C32振りサザンドラのあくのはどう 確定耐え(83.4~99.4%)
S:最速サザンドラ抜き
C:余り
(性格:ひかえめ)

原案よりも、防御を1、特攻を7、素早さを4削り、その分を特防に回している。よく鉢合わせる初手要員との勝率を向上させるのであれば、こうなるだろう。ただし、火力を削いだことにより、H32D24振りカバルドンが75%の乱数1発となり、安定して倒すことができなくなる点には留意してほしい。一応、この問題は、ちょうはつをみちづれの代わりに採用することで解決できる。
4/24追記
改善案の型について、環境にメガカイリューが増えたことを含め、最速100族抜きが必要になることもあるかと思われる。また、ガブリアスについて、先発タスキガブリアスがステルスロックを撒く展開が減り、後発のガブリアスがスイープするパターンが増えており、初手ユキメノコの刺さり具合が悪くなったことにま留意して欲しい。素早さの調整は環境を見て都度合わせることをお勧めする。以下に、参考までに、最速100族抜きに調整したメガユキメノコを載せておく。

おわりに
拙く煩雑な考察記事ではあるが、参考になれば幸いである。
ここで記したメガユキメノコの考察は、「初手に出して対面で勝つこと」を中心としており、後発のユキメノコや積み構築のユキメノコなど、他にも可能性があることと思う。それぞれの可能性を拓いてくれる方がいることを願う。